幹事が注意すべきマナーのポイント
忘年会は、年内の苦労を労う為の宴会です。 とはいえ、会社関係の忘年会はいくら無礼講といっても、守らなくてはならないルールがいくつかあります。とくに幹事はたくさんの人と接する機会が多いので、マナーと注意すべき点について解説します。
その1: 忘年会開始30分前には到着する
- お店の方と最終確認等を行う
- 取り皿、箸などが人数分あるか
- 上司の方にどこに座っていただくか
※上司は上座(入り口から一番奥)下座は幹事などを確認し、来た方を出迎えながら出席を取りましょう。
その2: 当日幹事の役割りは橋渡し
宴会の始まりは幹事の第一声から始まります。
しかし、正式な挨拶は会社の社長、部長、課長などの立場の方が行うのが通常です。幹事の役割は要所要所での橋渡し。言ってみれば司会のようなものです。上司の方に挨拶、お話しをお願いする場合には、事前に相談しておくのがマナーです。
その3: 気配り
基本、お酒の席ではグラスは空になったままにしない事がマナーとされています。
幹事は何かと忙しいとは思いますが、他の仕事もこなしつつ、全体を見渡しサポートする事が重要です。
- グラスが空いてないか
- 「お注ぎします」や「飲み物何になさいますか?」など声をかける
- 飲みすぎた方がおられたら、お水を準備する
- トイレの誘導
- タバコの自販機の確認
- 輪に入れない人がいたら、さりげなく話しかける
その4: お金のトラブル
忘年会でなくとものお金のトラブルは人を嫌な気持ちにさせるものです。
あらかじめ、忘年会の前に集め、チェック表などでチェックしていくのがいいでしょう。
その5: 忘年会終了後も気を抜かない
お酒が入り、皆さんが楽しく宴会を終了された後、二次会に行く方、帰宅する方など様々だと思いますが、最後までお見送りをするのがマナーです。全員送り出した後は、最終チェック。忘れ物がないか、席周辺をチェックし、お店の方にお礼を言いお店を後にするのもマナーでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
忘年会幹事の基本の心得は、皆さんに楽しんでもらう為の気配りが重要だと言う事ですね。
色々な方が居られますので、いかに臨機応変に対応できるかにかかっています。気配りの心得を習得できれば、あなたも立派な社会人になれるでしょう。